一つあるだけでとても気になる、または老けた印象を与えてしまうシミ。一見どれも同じ様ではありますが様々な原因があるため治療方法もいくつかの手法に分かれてきます。例えば、ここ数年で医薬品のコマーシャルで女性の間では知られる事となった肝斑です。昔は色々と美容液をつけたりまたはビタミン剤を飲んでお手入れをしているのになかなか改善出来ないものでした。
妊娠や経口避妊薬などにより誘発あるいは悪化することから女性ホルモンとの関わりが大きく、またはストレスなども原因として挙げられています。現在は内服薬や塗り薬、その他の治療で改善可能となりました。顔の左右対称にほぼ同じ大きさ、同じ形でモヤッとしたハッキリとしない輪郭のシミです。特に頬骨のあたりに広範囲に出たりするのですが、その他の種類との区別は素人には難しいとも言われています。
例えば２０代などでもできる事もある最も一般的である老人性色素斑は、シミ治療の中では有名なレーザーがとても効果的です。しかしその治療を肝斑にすると薄くなるどころかますます濃くなってしまう事もあるのです。そして一つの顔にある複数のシミが同じ種類でない場合もあり重ねっている事もあるのでそれぞれ別の治療法になります。専門的な知識、対処が必要になってきますので専門医できちんと診察を受けるべきであり、診察内容に基づいてビタミンＣ誘導体などを塗ったりトラネキサム酸などを内服、または肝斑用レーザーなどを使用することで安全にかつ効果的にシミを改善することができます。